2月22日(火)に、職業人講話を全校児童で聴きました。講師は、蔵王町役場の職員として勤務しているかたわら、テノール歌手としてもリサイタルなどの活動している我妻健太(あずまけんた)さんです。
我妻さんは、生まれつき上肢障害があり、子供の頃から、手の代わりに足で服を着たり、足で文字を書いています。でも、小・中・高等学校時代は普通学級に通い、周りの友達と一緒に学校生活を送りました。母親に何でも自分でできるようにと育ててくれたお陰で、自分一人で身の回りのことをほとんどできるようになったと話していました。明るく積極的で、周囲の人に元気を与えてくれる人柄の持ち主です。子供たちは、オペラを歌う我妻さんの歌声に感動するばかりでなく、障害があっても「友達と同じようにできない場面でも、自分にできることを探して一緒に行うようにしてきた。」という楽しく生きる姿に感銘を受けていました。きっと、子供たちの見方や考え方によい影響がことと思います。
コンサートのピアノ伴奏者として、角田市在住のピアニスト、東歩美さんにも来ていただきました。素敵な演奏に魅了された児童もたくさんいました。 小学校時代のエピソードに驚きの子供たち 角田在住のピアニストの演奏にもうっとりする子供たち 足の指でペンを持ち、文章を書いたり、パソコンも操作できるよ イタリア語で歌うオペラに子供は感動していました 6名の児童が自分から感想発表をしました